ALGuide2018
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8期待される効果必要な設備・環境・道具・教材・プリントなど導入のポイント活動の流れ学生の思考を活性化させるための授業手法の例発問への回答授業の中で教授者から学習者に投げかける問い(質問)を発問といいます。しっかりと考えて欲しいことを発問として学生に投げかけ、その回答を求め、参加者全員で共有することによって教員からの「一方通行」の情報伝達になりやすい授業を双方向にしていくきっかけとなります。■わかりやすい参加を求めることになるため、学生との自然なやりとりができ、講義に緩急が生まれます。■学生の理解度を確認することができます。■考えてほしいことを焦点化して考えさせられます。■講義で伝えられる情報について、整理しながら着実に理解をしていくための導きができます。① 授業の展開を考慮してあらかじめ問いかけることがらとタイミングを決めておく② 予想される回答に対する返答をいくつか準備しておく③ 必要に応じて、スライドを準備しておく④ 回答の共有のためにマイクを準備する(学生の声は必ずしも大きくなく人前で話すことにも慣れていない場合があるため/参加意識が高まるため)■発問は基本的に理解している人(教員)から理解していない人(学生)に対して投げかけられるものであり、理解を導くための足場をつくることとも言えます。論理的に考え理解を深めるために欠かせないポイントを発問という形で伝えること重要です。また、ときに答えがひとつではない問いも思考を促すために効果的と言えます。2分発問をして考えさせる2分回答に対してコメント5分マイクを使い回答させる30分発問と返答の準備授業前必要に応じて授業内に複数回実施する

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