ALGuide2018
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20〈学修ポートフォリオとは〉中央教育審議会の答申「学士課程教育の構築に向けて」では、卒業認定における評価の厳格化を課題として取り上げ、入学してからの教育指導の過程における成績評価について、学生の成長という観点を考慮することを求めています。また、そのために「学生の学修履歴等の記録と自己管理のためのシステム」を導入して、学生自ら学習成果の達成状況について整理・点検を行い、これを大学も活用し多面的に評価する仕組とすることを提案しています。このシステムは一般的に「学修(学習)ポートフォリオ」と呼ばれています。学修ポートフォリオは学生が授業において作成した成果物(各種レポートや論文等)や、各授業での成績等の学修成果、学修状況を省察して考えた今後の反省点や改善点といったことを記録します。学期末に蓄積した学修記録を振り返って来学期の目標を立てるというように活用したり、就職活動や留学、進学等の際に大学で何を学んできたのかを確認し、自分自身を振り返ることに活用したりすること等が想定されています。本学において、学修ポートフォリオは「主体的学習促進支援システム(LACS)」に組み込まれた形で運用しています。また、その利活用については全学カリキュラム・ポリシーの中で「学生は学修ポートフォリオシステムに自らの学修成果を随時蓄積します。学修ポートフォリオを振り返ることで自らの成長の軌跡を確認することができます。また、学修ポー学修ポートフォリオ6学びの履歴、学生が自らを語るためのエビデンス

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