LACS活用ガイドブック
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23 講義の後半では、予習課題として4名1グループで1分程度の動画の作成も課していますが、LACSを使用すると、動画の提出も非常に簡単でした。 ②ルーブリック 私がLACSを使用しており一番便利だと感じているのがルーブリックの機能です。課題を提示する際に、ルーブリックを関連付けておけば採点の際に画面左側に提出された課題、右側にルーブリックのラジオボタンが出てきます。左側に表示される課題文を読み、右側のルーブリックの項目にそれぞれチェックを入れていくだけで、合計点が表示されます。【画像2】の赤枠内がルーブリックの項目です。 【画像2】予習課題の採点画面 ルーブリックは、「授業資料」のタブから「ルーブリック」を選択し作成しました。予習課題については、【画像3】のようなルーブリックを使用しています。受講生から「課題にちゃんと取り組んでいるのに点数が低いのはなぜですか」といった問い合わせがあった場合にもルーブリックがあると明確に答えることができ便利です。また、受講生からすると、自らの改善点が一目瞭然であるため今後の学習の糧になっているようでした。予習課題だけとってみても後半にいくにつれ、ルーブリックで示されたポイントをおさえたものが書けるようになり、全体の平均点数が上がっていくのがよくわかりました。 使用後の感想・留意点: • 提出の〆切が明確であることから学生たちも緊張感を持って課題提出をしている様子が伺えました。また、課題を収集・返却する時間が短縮されました。 LACS活用事例編

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