LACS活用ガイドブック
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27 ② 連絡事項 次回の授業で重要な課題を実施するという場合には,2~3日前に連絡事項にそのことを掲載し,周知するようにしました。 ③ 課題提出 授業中に紙に書く必要のある課題は当然授業中に実施して回収しましたが,1週間毎日提出してもらうという課題およびレポート課題はLACSで提出してもらいました。 使用後の感想・留意点: • 「LACSに今日の説明資料をアップする」と授業中に言っても,見ていない学生が多いように感じました。紙媒体配布+口頭説明+LACSへのアップロードと,2重3重に対応しても教員の指示を取りこぼしてしまう学生は当然います。教員はテクノロジーに頼りすぎるのではなく,学生たちがこちらの指示を理解できるよう説明を工夫し,繰り返し繰り返し丁寧な説明を行わなければならないと感じました。 使用後の感想・留意点: • 最初のほうはあまり効果がありませんでしたが,「みんなで情報を教えあって,協力して授業を乗り切ってください」と言うことを何回か言っているうちに,LACSを見た学生がLINEやツイッターなどで情報を回してくれるようになったようで,重要な課題を行う回の出席率が上がったように思います。教員はLACSで周知しただけで満足するのではなく,学生たちには自分が得た情報をどのように活用すればよいかということも合わせて教える必要があると感じました。 使用後の感想・留意点: • 課題を提出してもらう際には非常に便利だと感じました。特に,①授業時間外に回収しなければならない課題,②紙だと大量になってしまう場合,にはLACSがあってよかったと感じています。電子メールによる提出だと受信ボックスがあっという間にいっぱいになってしまいます。私は他の授業でも(分担担当でLACSが使えない授業以外は),課題の提出にはLACSを活用しています。ただ,レポート提出の際,ファイルの添付や送信が終わらないうちにブラウザを閉じてしまい,課題の提出に失敗する学生がたまにいるので,その点に関する注意喚起は必要だと思います。 LACS活用事例編

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