LACS活用ガイドブック
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30 使用後の感想・留意点: この「教育方法・技術論」は、教職課程の学生には必要な講義です。その内容としては、教育方法の講義ばかりではなく、PC等を活用した教材作成やそれを利用した授業のあり方についても求められています。この実習では、ペアリーディング・マインドマップ作成・ルーブリック作成などの他、付箋紙を利用したグループ学習も行っています。これら机上の実習以外でも、ICTを活用したグループワークの体験、アクティブ・ラーニングのひとつの手法であるレスポンスアナライザーの使い方(今回の場合、SmartCliker)についても説明しています。 ④グループワーク 受講生を10班のグループに分けています。そのグループ構成は概ね同じ学科の学生であり、7-8人となっています。1つのテーマ(例えば、一斉授業のメリット・デメリット、グループワークのメリット・デメリット)を与え、グループ掲示板を利用し、自分の考えを書き込み、リーダーが整理してまとめる(発表用プレゼン資料など)という手順で行っています。その際、スレッドの建て方は、各グループで決めさせています。 使用後の感想・留意点: • 通常A4用紙1枚で納まる課題であるため、印刷時には4人分1枚に納め、持ち帰っているがかさばらなくてよいと思います。 • まとめて見えるためコピペの課題がみつけやすいと思ってます。 • PDF化を知らない学生がたまにいて、WORD形式でそのまま提出されることもありました。 • テンプレートを配布しているにも関わらず、そのファイルを使わない学生、学籍番号・名前を書かない学生など紙媒体の際には無かったミスが多いようです。 長崎大学LACS活用ガイドブック

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