LACS活用ガイドブック
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44 1.授業の流れ 本授業は、ミニテスト(10分)→講義(40分)→演習(40分)の流れで実施します。 授業の始めに出席確認と前回の復習テストを兼ねたミニテストを「テスト」機能にて実施します。その後、当日の演習に必要な基本構造や命令に関して、講義形式にて「授業資料」で公開している講義資料を掲示しながら説明します。授業の後半は演習であり、当日の演習内容を指示し、学生は「秀丸」にてプログラムを作成し、「Tera Term」にてUNIXマシンであるusrsv.cc.nagasaki-u.ac.jpにログインし、「gcc」を利用してコンパイル、さらにUNIX上で実行します。そして、作成したプログラムと実行結果、考察をWordファイルに整理し、「課題」を利用し提出します。また「授業資料」にて、出席確認表やミニテストの採点結果なども公開します。さらに、本演習は提出された演習課題だけではなく、授業中に実施する中間総合演習、期末総合演習との総合評価としています。この中間総合演習と期末総合演習も「授業資料」と「テスト」の提出機能を利用して実施します。 2.コンテンツの紹介 2-1 毎回の授業コンテンツ 図1に「授業資料」で公開している授業毎のa)「コンテンツフォルダ」、さらにその中のb)「テスト」、c)「ファイル」、d)「課題」を示します。 (a)「コンテンツフォルダ」 「統計情報の取得」を有りとし、さらに予習を促すために前回の講義終了時には公開しています。 (b)「テスト」 「複数解答問題」もしくは「複数穴埋め」で作成し、「複数回」で「最高得点」とし、「結果/フィードバックの学生への表示」にチェックを入れていますので、学生は満点となるまで繰り返しの実施が可能です。また、出席確認でもありますので、「表示開始日」を授業開始5分前、「表示終了日」は講義終了時間として、「カスタムのIPフィルタ」にて利用講義室からのアクセスのみ、また「期日」を講義開始後30分として成績に「遅延」科目名:プログラミング演習 科目区分:専門科目(必修) 担当教員:阿部貴志(工学部) 対象学部:工学部 電気電子工学コース 対象学年:2年次 クラス規模:65名 (再履修を含めた約130名をA、Bクラスに分け、2名の教員で担当) 授業形態:授業前半に講義、後半に演習 教科書の使用:有 教材配布の有無:無し LACSで利用している機能:授業資料(コンテンツフォルダ、ファイル)、 テスト(複数穴埋め、複数解答問題)、課題提出 授業概要: C言語に関する基本構造や命令を習得し、与えられたプログラムの動作を理解し、与えられた課題に対するプログラムを自力で設計・作成します。 長崎大学LACS活用ガイドブック

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