learningtips2018
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22ふりかえりながら学ぶ■自分自身で決めたことなら頑張れるもの。学び方も到達すべき目標も、自分なりの理由をつけて考えてみよう。■「〇〇〇〇のため。」という理由が1つでも見つかったら、その実現のために在学中に何をすべきかを具体的な目標として立てよう。① 大学での学びは自分次第 大学には様々な目標を持って学びに来ている仲間がいます。資格を取るため、将来の仕事のための技能を養うため、興味のある事柄についてもっと知って知識を深めるため、もちろん、まだまだ目標が明確にならず、「とりあえず」という人もいるでしょう。いずれにしても、大学という場においてみなさんは、知識を受け取るだけの受け身の存在ではなく、授業や研究活動に参加しながら、教員や他の学生とともに新たな知を模索していく主体的な存在であることが期待されています。大学で学ぶということに自分なりの理由があれば、自ずと主体的になりやすいと言えます。裏を返せば、理由を見いだせないままでは、つまらない時間を過ごすことになるとも言えます。何のために大学に来るのか、自分自身の目的を自分で決めることから主体的な学びがスタートします。② 定期的に学びをふりかえる 授業や様々な活動を通じてどんな学びがあったかを自分自身でふりかえり、その意味を自分なりに見出し、自ら価値づけていくことができると、学んだことが他の知識や事象と結びつき、より深く理解される機会になります。それだけでなく、ポジティブな意味づけがうまくいけば自分が主導権を握り学修行動を決定していくサイクルが回りだします。 長崎大学では学生のみなさんが自らの成長を定期的に評価して次の学びにつなげていくための機会を提供しています。具体的には右図に示すとおり、学習状況報告、授業アンケート、コンピテンシー調査があります。それぞれ

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