learningtips2019
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3■論文では、「結果」には“事実”のみが、「結論」には事実を受けて“著者の考え”も書かれています。■読んだ内容を誰かと話す方法もあります。■読んで分からない場合、誰かに聞かないと解決しないことも多くあります。■毎日、新聞を見てください。スマホででも構いません。また、紙の新聞を眺めていると、興味のなかった記事にも出会います。■ひと月に1冊新書を読んでください。売れているものを選んで構いません。何が売れているかは、生協や書店やネット書店で分かります。■新書は大学の図書館で借りられます。紙の新聞も図書館で読めます。お金をかけなくても、よい方法はあります。④ 読めないことは当然ある 文章を読んでも分からないとき、専門用語の意味が分からないときは調べればいいのですが、多くの場合、一つひとつの言葉の意味が分かっていても、なんとなく分からないものです。これはあなただけではありません。特に抽象的なことは1人で悩んでいても解決しません。自分だけで調べることも重要ですが、誰かに聞いた方が良いときも多くあります。聞いた人から直接の回答が得られなくても、話している中で自ら気づくことがあります。⑤ 読むものの選び方 多くの大学1年生は、教科書以外に何を読んだらいいのでしょうか。専門書や論文が読めればいいのですが、1年生に読んで欲しいものは新聞と新書です。また、図書館に行って、自分が専攻する分野の棚に並んでいる本を見てください。もし興味がある本があれば、本文は読めなくても、目次だけでも見てください。

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