ティーチングティップス
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28期待される効果必要な設備・環境・道具・教材・プリントなど導入のポイント活動の流れ参考文献長崎大学での事例をご覧になる場合はこちら簡単にできるアクティブラーニングテクニックシンクペアシェア―Think-Pair-Share―シンクペアシェアは、思考することと、話し合うことを実践させることのできる技法です。まず1人で考える時間を設け、次にペアをつくりそれぞれが考えたことについて話し合い、最後にいくつかのペアに話し合った内容を発表してもらい全体で共有します。多様な考えの共有を効果的に進めることができます。■学生に考えさせることと話し合いの活動をスムーズに導入できます。■比較的短時間に行うことができるため、講義の途中に実施しやすく、転換として使うことができます。■2人で考えを共有しているときに、教員は教室内を歩き回って様子を把握すれば、全体で共有するときにあてる順番を工夫することができ、意図した授業の展開に持ち込めます。■考えさせる問いの内容は、答えが1つではないものにすることで、話し合いも活性化します。① 考えさせる問いをあらかじめ準備 ※その他特別な道具などは必要ありません。安永悟「グループ学習の促進技法」(長崎大学全学教育FD・SDワークショップ)http://www.innov.nagasaki-u.ac.jp/overview/fd/FD_onlineFD/20110314/index.htm大学教育イノベーションセンターのホームページよりご覧いただけます。HOME>各部門の概要>教育改善部門>オンラインFDコンテンツ>アクティブラーニング講座2http://www.innov.nagasaki-u.ac.jp/teacher/les/AL1/AL_nishimura.pdf1分考えさせる質問をする1分1人で考えさせる3分2人で話し合う6分全体で共有する10分質問の準備授業前シンクペアシェアをするタイミングを決めておき、講義を進める

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