ティーチングティップス
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30期待される効果必要な設備・環境・道具・教材・プリントなど導入のポイント活動の流れ参考文献長崎大学での事例をご覧になる場合はこちら簡単にできるアクティブラーニングテクニック授業終了時の振り返り授業の最後の振り返りは、知識の定着以外にもメリットがあります。ここでは、“小テスト”と、授業16回分の出席カードと振り返りをまとめた“コミュニケーションカード”(pp.42-43)を紹介します。■小テストは、学生に自身の理解度を把握させるだけではなく、授業の重要なところを伝えられます。■小テストを考えることで、先生にとってもその日の授業の目標=授業の内容が明確になります。■コミュニケーションカードは、大福帳とも呼ばれ、代返を防ぐだけではなく、学生に授業の振り返りをし、授業内容について考えさせることができます。【コミュニケーションカード】① 厚紙に両面印刷したコミュニケーションカード(pp.42-43)【小テスト】① 小テストのテスト用紙(事前に作問して準備)② LACSのテスト機能を用いたテスト(事前に作問して準備) ※ 小テストは①、②のいずれか■小テストは、正誤問題(○×テスト)・順序問題(選択肢を順番に並び替える)・穴埋め問題などが考えられます。■コミュニケーションカードは、全ての学生に対して教員コメント欄を書いて返却することは難しくても、スタンプを押すだけでも効果的だと言われています[11]。http://www.redc.nagasaki-u.ac.jp/teacher/les/AL3/AL3B_kawagoe.pdf5分終盤にテスト実施5分授業冒頭で返却10分答え合わせと解説10分授業の最後に学生が記入20分授業ごとの小テストの準備授業前60分教員コメントの記入授業前向後千春「すべての授業で大福帳を使おう」https://kogolab.wordpress.com/授業のデザイン/大福帳/すべての授業で大福帳を使おう/〈小テストの場合〉〈コミュニケーションカードの場合〉(授業)

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