teachingtips2019
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9③ ディスカッション■シンクペアシェアの方法についてはp.37で説明しています。■「ディスカッションションシート」(p.47)を各グループ1枚配付し、次回の授業で回収することで、進捗状況を把握できるだけでなく、はじめてグループワークをする学生に何をすればよいか指示を与えることができます。時間内容活動開始導入あらかじめペアを決めておく5分講義一般的な座学30分シンクペアシェア(思考)学生はまず1人で考える31分(ペア)学生はペアで話し合う。教員は教室内を見て回る。34分(共有)良い学生を指名し、その場で発言させる。必ずほめる。40分講義一般的な座学75分シンクペアシェア2回目のシンクペアシェア85分まとめ学生は振り返りシートを記入。提出した学生から終了。■少人数でも、全員に毎回適度な課題を提出させてください。■ラーニングセルは練習問題を学生が出しあう活動で、本書p.36で詳しく説明しています。④ PBL■現地集合・解散でも課題を出すことができます。■PBLは本学でも様々な学部で行われています。[6][7]時間内容活動開始導入学外の活動は2回目であるため、現地で集合。振り返りシートのフィードバック。(フィールドワークをはじめとする様々な活動)85分課題の提示振り返りシートに記入する内容を伝える。後に現地解散。当日中振り返り学生はLACS上の振り返りシートを入力する。PBLは、“Problem Based Learning (問題解決型学習)”と“Project Based Learning (プロジェクト型学習)”の2通りの意味で用いられています。この2つは、課題の解決という目標に向かって学生が主体的に活動するという点で、大きくは同じものととらえることができます。PBLは必ず学外で行うものではなく、授業を何回分かかけて事前の準備を行うことが大切です。

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