teachingtips2019
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35期待される効果必要な設備・環境・道具・教材・プリントなど導入のポイント活動の流れ学生の思考を活性化させるための授業手法の例参考文献クリッカー【専用端末の場合】① 専用ソフトのインストール(教養教育事務室で貸し出し)② リモコン一式(教養教育事務室で貸し出し)③ 投影用のパソコン【SmartClicker for LACSの場合】① LACSのSmartClickerの設定② 必携パソコンあるいはスマートフォンなど③ 投影用パソコンクリッカーは質問に対する回答(投票)を即時集計して確認できる道具です。クイズ番組のように手元のボタンを押すと、すぐにスクリーンに投票数が表示される仕組みです。専用のリモコン機材を使用する方法と、インターネットを利用したソフトウェア型のものがあります。LACSにはSmartClicker for LACSの機能があり、すぐに利用できます。ソフトウェア型のクリッカーサービスには、Microsoft Forms、Googleフォーム、Mentimeterなどがあります。■参加へのハードルが低いため発言に躊躇する学生にも比較的容易に参加させることができ、学生の授業に対する意欲を少しずつ引き出すことができます。■投票結果が短時間で集計されるため、その場にいる学生の生の声を拾うことができます。■センシティブな題材を扱うときなどに匿名で意見を聞くことができます。■質問内容を工夫して、知識確認のクイズにだけでなく、学生に深く考えさせるきっかけになる活動にもつなげてください。■質問項目は事前に吟味しておけば意図通りの授業展開に近づけられます。■教員自身の道具への慣れが必要なものです。事前の練習が欠かせません。長崎大学での事例をご覧になる場合はこちらhttp://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/handle/10069/314395分機材の配付/ログイン2分質問と回答3分結果のフィードバック20分質問内容の検討授業前40分スライド/LACSの準備授業前2011年2月21日 朝日新聞朝刊「クリッカーで授業盛況 質問に学生がポチッ、大画面に答え クイズ形式でやる気」長崎大学図書館ホームページよりデータベース「聞蔵IIビジュアル」を利用してご覧いただけます。図書館ホームページ > データベース > 聞蔵IIビジュアル(ページ下方)質問→回答→フィードバックを必要に応じて繰り返す学生の思考を活性化させるための授業手法の例

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